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本日より窯たきを開始!

1年に一度の備前焼の一大イベント、窯たきを本日より開始します!

備前焼にとって、窯たきは最も重要な工程の一つです。

ひとつひとつ心をこめて作った作品を、炎のまわり具合や灰の飛び具合を考えながら、窯に詰めた後、実際に焼いてゆく、いわば最後の仕上げとなります。

どんなに良い形の作品が出来たとしても、窯たきがわるければ作品になりません。

とくに備前焼の土は焼き対して大変敏感なので、良い形で気に入っていた作品も、割れてしまったり、ぜんぜんいい色に焼き上がらずに、作品としては今ひとつなんて事もよくあります。

このため、窯たきを始める前は、神に無事作品が焼き上がることを祈り、火を入れるのです。

無事焼き上がり神に祈ります。

火入れ直前の登り窯の全景です

盛り塩と御神酒を備えます。

 

高温になる窯たきにはこの軍手がかかせません。 ナイロンが入っていない純綿の材質で手袋に火がつきにくくなっています。 窯の温度が1,000℃を越えると近づいただけでも着火してしまうので窯たきには欠かせないアイテムです。

備前焼の窯たきでは松の割木が使われます。窯たきでは大量の松割木が使用されます。また、行程によって割木の大きさの調整も行われます。

火が入りました。ここから約2週間、24時間交替で火加減を見守ります。

 

火入れの瞬間、厳粛な空気が漂います。

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